2025年10月30日、「森林・林業・木材産業学習講座」が開催され、その一環として益田翔陽高等学校 生物環境工学科 環境土木コースの2年生19名が、弊社山林部直営の尾木班が作業する津和野町溪村の山林現場を見学されました。



はじめに、青山常務より伐採現場図面を使って地形や集材方法の説明が行われ、山肌を傷つけず急峻な山から安全に木を運び出す「架線集材」について理解を深めました。その後、現場では架線集材機ドラムから伸びるワイヤーの動きや役割を見学し、実際に稼働中のグラップルソーやチェーンソーのデモンストレーションも見学。希望者3名ずつが重機操作やチェーンソー作業にも挑戦しました。


見学の最後、生徒さんから「掛け場まではどうやって行くのですか?どれくらい時間がかかりますか?」という質問があり、尾木班長から「歩いて20分かからないくらいかな、慣れたら早くなるよ」と答え、驚いてました。

今回の見学を通して、普段目にすることの少ない現場での作業や技術を知り、林業の奥深さに触れていただけたと思います。この体験が、将来の進路を考えるうえで新たな関心やきっかけとなれば嬉しく思います。(By Pan)